頭の回転が速い人の話し方 著者 岡田 斗司夫

読書

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80%

目次

第一章なぜ、あなたの話は伝わらないのか?

-誰にでも通じる『ユニバーサル・トーク』の考え方-

第二章なぜ、あなたの意見は共感されないのか?

-『ユニバーサル・トーク』の共感と再構築-

第三章『話し方』を武器にする

-『戦闘思考力』のギアの概念

第四章確実に最適解を生み出す話し方

-『ユニバーサル・トーク』×『戦闘思考力』-

第五章あなたの頭の回転を倍速化するレッスン

-思考の武道『戦闘思考力』の免許皆伝-

印象に残ったこと

①ユニバーサル・トーク

誰にでも通じる話し方、伝え方→どうすれば伝わりやすく共感してもらえるのかという方法です。そのためには話をするグループ、相手がどういった枠組みに所属し、考え方をもっているのかを把握しておく必要がある。家族、友達、上司、部下、初対面なのかなど本書では家族型社交か公共型社交なのかと分けている。現代社会はインターネット、SNSを通じた公共型社交が絶対的に多いので相手に対する理解、視野の広さが必要になってくるという内容だった。

②戦闘思考力

a言い返し能力、b分析能力、c考察能力、d発想能力に分類している。

これらを生かすには頭の回転のトップ、ミドル、ロウのスピード調整が必要である。友達同士の会話、会社での会議、プレゼン後の質疑応答、プレゼンの作成などの場面で何も考えなくてもいいもの、即答が求められるものとじっくり考えてやりとりするという場面別のスピード感がありその場面に応じたスピードで頭を回転させないと空回りする。

私が仕事ができる、コミュニケーション能力高いなと思う人や会議で提案力がある人はこの戦闘思考力のスピード調整ができている人気がする。社長はトップ、ミドル、ロウすべて使い分けていると感じる。それゆえ営業先での人付き合い、社内各種会議、社員親睦会などあらゆる場面で立ち回れるのだろうと感じた。凄すぎる!逆にすぐに質問の返事をするが内容が浅く、不確実な人は常にハイで早く返事するということしか考えていないのかなとも思った。戦闘思考力を鍛えるためにはまずはロウギアの練習、じっくり考えるということが必要というふうに本書にあり特に本を読んでそれをまとめるという行為がいいと書いてあった。が、今やっているよと感じた。

本との相性

戦闘思考力という考え方に引き込まれて一気に読んでしまった。会社の人にあてはめて読み進めていたので、より分かりやすかった。社内で話をする場面があれば『戦闘思考力』という考え方を披露しようかなっと思った。

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