絶妙な『報・連・相』の技術 著者 丸田 冨美子

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目次

第一章なぜ『報・連・相』が重要なのか

第二章上司が『さすが!』とうなる報告の技術

第三章一緒に仕事がしたい仲間が増える連絡の技術

第四章成果を上げられる相談の技術

第五章部下に報・連・相をされる上司になろう!

第六章管理職になったら、異なる報・連・相の世界へ

印象に残ったこと

第5,6章の部分が印象的だった。管理職という立場上、報告、連絡、相談を受けることのほうが圧倒的に多いのでのその姿勢や経営者との関係性についての本書の内容が勉強になった。

①意思決定ができない上司には、部下は報・連・相をしない。この部分はうんうんと頷いてしまった。上司は私より忙しいと思うのだが、伝達しても反応ない、遅い、決まってない、忘れてたとか本当に自分のやったことは無意味だと感じてしまうので、部下からの提案や相談に対しては意思決定をタイムリーにしようと心に誓った。

②経営者が管理職に求める像とは 管理職は社長の分身であれ!

管理職が社長の方針や考えていることを誰よりも正しく深く理解しなければ組織を(部下を)正しい方向に動かすことはできない。分身になつためには社長の考えや方針を自分の言葉で部下が理解し納得できるように説明でき、日々のなかで社長と同じように意思決定し、社長にできない新たな発想で構想を描き実績を上げることと書かれていた。レベル高すぎじゃないって思った。私の会社は中小企業なので社長と接することが会議などで一か月に1,2回はある。そこで社長の方針、考えを共有させてもらうが、それを部下に伝えるには考えの土台も必要になるのでその土台のない状態で説明するのは結構難しいよなと感じる。今1部署を任せてもらって2025年のその部署の方針、体制などをパワーポイントを使って部門で共有するということをやっているが、ふと思えば社長の考えや方針を取り入れているなと思った。でも社長にできない新たな発想で構想を描き実績を上げるという部分は少なくとも今は無理だな。私の会社の社長は自己研鑽凄い、ずっと勉強しているから。

本との相性

社外講師を迎えて報・連・相のセミナーに参加したときと1章~4章まで同じ内容だったので復習のつもりで読めた。後半はより自分にグサッとくる内容だった。改めて社長自体とその話す内容や関心事に意識を持っていきたいと思った。

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