絶妙な『報・連・相』の技術 著者 丸田 冨美子

自己投資

おすすめ度:★★★★☆(70%)

目次

  • 第一章 なぜ「報・連・相」が重要なのか
  • 第二章 上司が「さすが!」とうなる報告の技術
  • 第三章 一緒に仕事がしたい仲間が増える連絡の技術
  • 第四章 成果を上げられる相談の技術
  • 第五章 部下に報・連・相をされる上司になろう!
  • 第六章 管理職になったら、異なる報・連・相の世界へ

印象に残ったこと

前半は報告・連絡・相談の基本が中心でしたが、私が特に印象に残ったのは第五章と第六章です。

管理職になると、自分が報告するよりも、部下から報告や相談を受ける立場になります。

そのため、「報・連・相を受ける側」としての考え方は、とても参考になりました。

① 意思決定が遅い上司には、部下は報・連・相をしなくなる

この言葉には思わず頷いてしまいました。

部下は勇気を出して相談や提案をしています。

それなのに、

  • 返事がない
  • 判断が遅い
  • 「忘れていた」と言われる

そんなことが続けば、「相談しても意味がない」と感じてしまいます。

私自身も同じ経験があります。

だからこそ、自分が管理職として部下から相談を受けたときは、できるだけ早く意思決定し、返答することを意識したいと思いました。

部下が安心して相談できる環境をつくることも、管理職の大切な仕事なのだと改めて感じました。

② 管理職は「社長の分身」である

もう一つ印象的だったのが、

「管理職は社長の分身であれ」

という考え方です。

管理職は、社長の方針や考えを誰よりも深く理解し、それを自分の言葉で部下に伝えなければなりません。

さらに、社長と同じ判断基準で意思決定し、自分なりの新しい発想で成果を上げることまで求められると書かれていました。

正直、「そこまで求められるのか」と感じました。

私の会社は中小企業なので、社長と会議で話をする機会が月に1〜2回あります。

その中で会社の方針や考えを共有してもらいますが、それを部下が納得できるように説明するには、自分自身が十分に理解していなければできません。

現在、私は担当部署の方針や体制をPowerPointにまとめ、部門全体へ共有する機会があります。

振り返ってみると、その内容には社長の考え方が自然と反映されていました。

一方で、「社長にはない新しい発想で組織を成長させる」というレベルには、まだまだ届いていないと感じます。

私の会社の社長は本当に勉強熱心で、常に新しい知識を吸収しています。

管理職として、その背中を追い続ける姿勢を持ちたいと思いました。

読んだ感想

前半の内容は、以前会社で受講した報・連・相の研修と重なる部分が多く、復習として読むことができました。

しかし、後半は管理職向けの内容が中心で、自分の立場だからこそ考えさせられることが多くありました。

報・連・相は、単なるコミュニケーションの技術ではありません。

組織を動かすための土台であり、管理職の意思決定や姿勢が、部下の行動にも大きく影響します。

これからは、社長が何を考え、何を目指しているのかを今まで以上に意識し、その考えを自分の言葉で部下に伝えられる管理職を目指したいと思います。


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