お盆休みの前日、寝ようとした瞬間にプチぎっくり腰になった。
「やってしまった……」
人生で2回目。前回は初めてだったこともあり、驚きのほうが大きかったが、今回は「またか」という感じだった。
木曜日は一日中ベッドで横になり、NetflixやYouTubeを見ながら過ごした。昼寝も何度もしたので夜になっても眠くならず、少し動けるようになったところで、2時間ほど散歩してみた。
すると翌日の金曜日には、ほぼ普段どおりに動けるようになっていた。
ただ、40代になると回復にも時間がかかる。大学時代の先輩からも「無理せずに」とアドバイスをもらったので、この日はできるだけ無理をしないように過ごした。
夕方には「りらく」で60分のマッサージ。腰や背中がかなり凝っている感じがあったので、しっかりほぐしてもらった。
個人的には、あの「イタ気持ちいい」というゾーンが好きだ。
帰りにはキリン堂に寄って、新しい歯ブラシともやしを2袋購入。夜には妻にも電話して、今回のことを共有した。
今回のことで改めて考えたのが、「一人暮らしのリスク」だ。
現在住んでいるマンションはオートロック。もし本当に動けなくなって誰かに助けに来てもらったとしても、部屋のインターホンで解除しなければ中に入ってもらえない。
部屋の鍵は電子錠なので、番号を伝えれば入ってもらうことはできる。それでも、立ち上がることすらできない状態になれば、トイレ、食事など、日常生活の基本的なことが一気に難しくなる。
こう考えると、家族と一緒に暮らしていること自体が、一つのセーフティーネットになっているのだと思う。
もちろん、一人暮らしには気楽さもある。自分の好きなように生活できるし、誰かに合わせる必要もない。
ただ、その「気楽さ」を成立させるには、ある程度の体力や健康が必要なのかもしれない。
若くて、元気で、そしてお金がある。
このあたりが揃っているからこそ、一人暮らしの自由を楽しめる。
年齢を重ねたり、体調を崩したりすると、これまで当たり前だと思っていた生活にも、実は周囲のサポートが必要だったことに気づく。
結婚すると、多くの場合は一緒に暮らすことになる。
それは単に「家族がいる」というだけではなく、体調を崩したときに助け合えるという、目に見えないセーフティーネットを自然に持つことでもあるのだと思う。
今回のぎっくり腰は、幸い大きなことにはならなかった。
でも、たった一度の腰の痛みから、「健康」「家族」「住環境」「お金」について考えるきっかけになった。
お金というと、貯金や投資ばかりを考えがちだ。
でも、本当の意味でのお金の安心とは、「困ったときに生活を維持できること」なのかもしれない。
40代になった今、健康も家族も、そしてお金も。
当たり前にあるものではなく、これからも大切にしていきたいと思った。

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