伝え方の魔術 著者 及川 幸久

マネージメント、スキルアップ

目次

第一章伝え方の魔術は『情報収集』がカギを握る

第二章フェイクを見破れ!最速で真実に近づく情報収集の極意

第三章英語ニュースを読んで、世界レベルの情報収集力を身につける

第四章伝えるうえで最も基本となる『知的正直さ』とは?

第五章大切なのはイメージング!『人前で話す』のが得意になる方法

第六章相手の心をつかむ最強の伝達ツール!『スライド』と『動画』を使いこなす

印象に残ったこと

①再認識したこと

伝えるうえで必要なのは『技術』より『ネタ』。このことは去年読んだ本にも書いてあった。どう伝えるかよりもまずは『ネタ』『内容』を考えることだと。ではどういった『ネタ』がいいのかというと『課題の答えを得ることができる情報』ということだ。相手が『~したい』という目的に対しての効果的な情報収集という意味になる。

②情報、ニュースの真偽の確かめ方

私がよく見たり聞いたりするのはyou tube、yahooニュース、ラジオ(FM802)がだが、事実がよく分からない内容がある。去年の兵庫県知事選挙もどうなってるのかなぁと混乱した。この本では自分で裏取りする方法が載っているので、ここはなるほどと勉強になった。

情報源を三段階に分けていた。

一次情報(本人が発信した情報)→公式X、HP、動画→信用できる

二次情報(一次情報を見聞きしたメディアが発信した情報)→疑う必要あり

三次情報(二次情報をもとにつくられた情報)→フェイクやバイアスが含まれている可能性大とみなす

確認したい情報がある場合まずは一次情報を見つける。二次情報が一次情報の内容から飛躍しすげていないかを確認する。三次情報の場合は発信元が『どのメディアか』ではなく、『誰なのか』という視点でのチェックが必要。さらに一次情報が見つからない場合はエビデンスを3個以上探す。

③知的正直さの必要性

わかったフリをしないということ。インプットした情報に対して『自分は本当に理解したのか』と自問自答すること。そして、その結果理解できなければ、相手にそれを伝える。断定と推定をはっきりと使い分ける。理解できなければ、『わかりません』と正直に言う。

本との相性

情報の取捨選択の勉強になった。知的正直さの大切さを実感した。信頼される人になるための基本原則を学んだ。再出発。心の持ち方を常に1にして会議やミーティングに参加しようと思った。

海外メディアからの情報収集の仕方などはちょっとついていけなかった。参考にはなったが、たぶん使わないな。国際ニュースを動画で発信している著者なのでそういう時事ネタを探したい人にはよりおすすめの本です。

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