人生の作法 著者 鍵山 秀三郎

人生観、仕事観

結論

利他の精神によって豊かな人生を送る。

目次

第一章お金の作法

第二章人間関係の作法

第三章時間の作法

第四章話し方の作法

第五章家庭の作法

第六章健康の作法

第七章教養の作法

第八章社会生活の作法

印象に残ったこと

著者の生きざまそのままが書いてある本書です。実際にやってきたこと、そして、その結果を併せて記載されています。びっくりの連続でした。

①時間の作法

時間は命そのものと心得る

ビジネスマンがもの探しに費やす時間は年間6週間

恐ろしい数字だと思った。お金や物の無駄遣いであればまだ目に見えるから把握しやすい側面もあるが、時間というのは目に見えないものであるからついつい無駄に過ごしてしまう。特に若い人のほうが時間はまだまだあるからと浪費してしまう。お金の無駄遣いがお金や物の無駄遣いと違うのは努力しても取り戻すことができないからである。時間の価値を再認識する必要があるし、時間を無駄にしないために一つ一つに集中して過ごすということが大切です。

②家庭の作法

子供は親がやったように育つ

子供というのは親が言ったこと『勉強しなさい』『友達と仲良くしなさい』『スポーツも一生懸命にやりなさい』よりも実際の親の行動を見て育っていくということだ。

私も3人子供がいるので耳の痛い話だった。

著者の子育てのアドバイスは『あなた自身が、子供が気の毒に思うほどの仕事への取組み、生き方をしてみてください。』

重すぎるメッセージ。今単身赴任で大阪にいて、去年単身赴任先に子供たちが遊びに来たときにワンルームマンションの部屋を見て『こんな狭い部屋から早く帰ってきちゃえば!』って次男が言っていたので、少しはつらさをわかってくれていると嬉しい。

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