退職した元同僚に会いに行って感じた、人への投資と人材の価値

自己投資

お盆休み直前の土曜日、仕事は休みでしたが、以前会社を退職したメンバーに会うため、名古屋駅近辺まで行ってきました。

彼とは会社の同期で、年齢は私より3歳下。仕事のスキルも高く、一緒に働いてきた仲間です。

この日は名古屋駅近辺で一緒に焼肉を食べ、その後は喫茶店に移動して、ゆっくり話をしました。

今回会いに行った理由は、もちろんあります。

また一緒に働いてほしいからです。

退職してからの人生

彼は退職後、離婚、そして再婚。

現在は自動車工場で期間工として働いているそうです。

2年間期間工として働いた後、正社員登用制度があり、それを目指しているとのこと。

ただ、正社員として登用される人数はかなり限られているようで、本人もその可能性を見ながら働いているようでした。

さらに今年6月には、新築戸建ても購入したそうです。

話を聞いていると、これからの生活をどう安定させていくのかということは、かなり大きなテーマになっているように感じました。

「戻ってきたらいいのに」と思ってしまう

私は正直、

「うちに戻ってきたらいいのにな」

と思っています。

彼の仕事ぶりを知っています。

一緒に働いていた期間も長い。

そして、彼のことを知っている経営者や社員も会社にはたくさんいます。

つまり、完全にゼロから評価される転職とは違います。

会社側も彼の能力や人柄をある程度分かったうえで迎えることができます。

今回、こちらの給与体系などについても話をしたところ、「それならいい」といった反応でした。

だから余計に、

「もったいないな」

と思ってしまいました。

もちろん、最終的にどの道を選ぶのかは本人が決めることです。

今の仕事を続けて正社員を目指すという選択もあります。

来年1月には、7月以降に正社員になれるかどうかが分かるそうなので、そこまでは今の仕事を続けることになるのでしょう。

人への投資は、すぐに結果が出るものではない

今回、彼と話していて改めて感じたことがあります。

それは、

「人とのつながりは、時間をかけて積み上げる資産になる」

ということです。

会社にいると、どうしても人材を「今の戦力」として考えてしまいます。

しかし、一緒に仕事をした経験や、困ったときに助けてもらった経験、仕事を通じて築いた信頼関係は、会社を離れても残ります。

そして何年か経ったときに、

「また一緒に仕事をしたい」

という関係になることもある。

これはお金や資格とは違った意味での「資産」なのかもしれません。

自分が人を迎える立場になった

以前は私自身も、会社員として「与えられた仕事をどうこなすか」ということを考える時間が多かったと思います。

今は管理職として、人を採用したり、育てたり、配置を考えたりする立場になりました。

だからこそ、

「この人と一緒に仕事をしたい」

と思ってもらえる会社や職場をつくることも、自分の仕事の一つなのだと思います。

今回会った彼にも、こちらの考えは伝えました。

ただ、無理に戻ってきてもらうつもりはありません。

本人が自分の人生を考えたうえで、「もう一度ここで働きたい」と思ってくれたら、それが一番いい。

来年、彼がどんな選択をするのかは分かりません。

でも、もし戻ってきてくれるなら、私は歓迎したいと思っています。

人への投資は、今日明日の成果ではなく、何年後かに価値が分かるものなのかもしれません。

今回の再会は、そんなことを考えるきっかけになりました。

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