時間術というと、手帳やスケジュール管理を思い浮かべる人が多いかもしれません。
でも私が最近一番大切だと感じている時間術は、
「まだ起きていないことに時間を使いすぎないこと」
です。
長男は今年、中学1年生になりました。
現在も学校では授業を受けず、先生と会うために通っています。
先生の勧めもあり、検査を受けた結果、療育手帳を取得することになりました。
検査では、空間把握力は成人並みである一方、精神面では年齢より幼い部分があるとの説明を受けました。
親としては複雑な気持ちです。
安心したというより、「これからどうなるんだろう」という不安の方が大きかったのが正直なところです。
管理職として長年働いていると、メンタルの不調や、一人ひとり異なる特性を持つ社員と接する機会があります。
だからこそ、自分の子どもにも特性があることを受け止めなければならない現実に、改めて向き合うことになりました。
家では落ち着きなく歩き回りながら話すことも多く、「とりあえず座って話そう」と何度声をかけたか分かりません。
親としては、「将来はどうなるのか」と考えてしまいます。
周囲から「これからどうするの?」と聞かれても、正直なところ答えはありません。
でも、よく考えてみると、その不安の多くは、まだ起きていない未来のことです。
心配しても答えが出ないことに時間を使うより、今できることを一つずつやる方が前に進めます。
私は仕事を頑張る。
妻は家事や子どもたちのサポートをする。
今の私たちにできることは、それくらいです。
それでも、その積み重ねが家族を支えることにつながると思っています。
妻は子どもたちが不登校になったことをきっかけに仕事を辞め、家計を見直しました。
物価高が続く中、療育手帳による支援制度が利用できることは、家族にとって大きな助けになります。
特に交通機関の割引は、帰省や通院などでも利用できるため、とてもありがたい制度です。
私は、支援制度を利用することは決して特別なことではないと思っています。
もし人それぞれに得意・不得意があり、支援が必要な場面があるなら、無理をして一人で抱え込む必要はありません。
利用できる制度を活用しながら、自分らしいペースで歩んでいけばいい。
そのために社会保険料や税金を納め、社会全体で支え合う仕組みがあるのだと思います。
今回改めて感じたのは、時間術とは、未来への不安をなくすことではなく、「今、自分にできること」に時間とエネルギーを使うことです。
未来は誰にも分かりません。
だからこそ、今日できることを一つずつ積み重ねる。
それが、私にとって一番実践したい時間術です。


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