国内の自動販売機は2016年の494万台から2024年には397万台まで減少し、2025年には390万台程度になると予測されています。
しかし、「自販機=終わった市場」というわけではありません。
JR東日本クロスステーションが運営する「acure(アキュア)」では、自販機1台あたりの売上が20年前の約1.5倍まで伸びています。
売れる理由はデータ分析
アキュアでは、
- 時間帯
- 曜日
- 天候
- 駅利用者数
- 電子マネー(Suica)の購入データ
などを分析し、その駅に最も合った商品を並べています。
つまり、「どの商品を売るか」だけでなく、「どこで、誰に売るか」を徹底的に考えているのです。
駅ごとに売れ方はまったく違う
例えば、
- 東京駅は新幹線利用客が多いため、一日を通して売れる。
- 大宮駅は通勤客が多く、朝がピーク。
- 原宿駅は観光客が多く、昼過ぎがピーク。
同じ飲料自販機でも、立地によって売れ方は大きく変わります。
コンビニの隣でも売れる
興味深かったのは、「コンビニが近くても自販機は売れる」という考え方です。
飲み物だけをすぐ買いたい人は自販機を利用し、食べ物も一緒に買いたい人はコンビニへ行くなど、利用目的が違うため共存できるとのことでした。
データだけでは分からないこともある
売上が急に落ちた自販機を調べると、
- 駅の工事で人の流れが変わった
- 階段が閉鎖された
といった現場の変化が原因だったこともあります。
そのため、
「データを見る」と「現場を見る」
この両方が重要だと紹介されていました。
私が一番共感したこと
私は飲料自販機の会社で働いています。
この記事を読んで改めて感じたのは、
「現場感覚だけでもダメ、数字だけでもダメ」ということです。
私たちも売上データを見ますが、実際に現地へ行くと
- 工事で利用者に変化
- 周辺に新しい自動販売機ができていたり、なくなったり
- 商品構成、販売価格が周辺とマッチしていない
など、数字だけでは分からないことがたくさんあります。
管理職としても、データ分析と現場確認の両方を大切にしながら、自販機運営を改善していきたいと改めて感じました。
「自販機はオワコン」は本当? コンビニの隣でも売れる、なるほどの理由
ITmediaビジネスonline より


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